ドビュッシー『亜麻色の髪の乙女』を弾いてみた💛
ドビュッシーの独特な香りの秘訣は音階にあります。彼はパリ万博でアジアの音楽を聴いてから衝撃を受け、生涯異国の響きにこだわり続けました。
ドレミファソラシドと鍵盤で弾くとミとファ、シとドは隣り合った音になります。(黒鍵のない部分)
彼は異国感を出す為に、全ての音階が隣り合わないような「全音階」を多用しました。ドレミファ#ソ#ラ#ドと弾いてみると確かに彼の作品の香りがします。
そして彼は、髪が好きでした。レッスン中、生徒に対し「髪があまりにも美しかったからピアノを聴いていなかった」と謝ったことがある程です。タイトルはルコント・ド・リールの詩が元になっています。これほど繊細で美しく儚げな作品は滅多にありません。
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